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CARE NOTE・解説

実家の片付けと生前整理の進め方

実家の片付けは、介護や相続が始まってからでは体力的にも精神的にも大変です。親が元気で判断できるうちに、少しずつ進めるのが理想。ただし、進め方を間違えると親子関係がこじれます。

この記事のポイント
  • いきなり「捨てよう」と言わない。まず親の話を聞くことから
  • モノより先に、通帳・保険証券・不動産関係など「情報の在り処」を確認する
  • エリアと時間を区切って、少量ずつ。一度に片付けようとしない
  • 大量の不用品や遠方の実家は、無理せず片付け業者や自治体の制度も検討

親が元気なうちに始める理由

判断力があるうちなら、「これは誰にあげたい」「これは思い出だから残す」といった本人の意思を確認できます。介護が始まってからでは、片付けに割ける時間も気力も限られます。相続後に子だけで片付ける場合、何が大切なものか分からず、丸ごと処分してしまうリスクもあります。

もめない進め方の順番

  1. まず対話:「老後を安全に暮らすために、一緒に整理したい」と目的を共有する。親の家は親のもの、という前提を崩さない。
  2. 小さく始める:玄関まわり、冷蔵庫、期限切れの薬など、判断が簡単で効果が見えやすい場所から。
  3. 本人に決めてもらう:子が勝手に捨てない。迷うものは「保留ボックス」に入れて時間を置く。
  4. 定期的に少しずつ:帰省のたびに1〜2時間だけ、と決めておくと続きます。

先に在り処を確認しておきたいもの

モノの片付け以上に大切なのが、いざというときに必要な「情報」の場所を親と共有しておくことです。

これらはエンディングノートに一覧化しておくと、家族の負担が大きく減ります。

無理せず外部の手も借りる

量が多い、実家が遠い、親が高齢で作業できない――そんなときは、片付け・不用品回収の業者や、自治体の粗大ごみ・リサイクル制度を活用します。費用はかかりますが、家族が消耗して介護前に疲れきってしまうより現実的です。

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